ギターを始めて、最初の頃に困ることは、指先が痛いことかもしれませんね。
左手の指先が痛くて、「こんなに弦を押さえるのが痛かったら続けられないかも」と、私自身も心配になりました。
ギタリストやギター講師の方々のYouTubeやサイトの情報によると、「最初は弦を押さえると痛かったけれど、だんだん指の皮膚がかたくなって、めくれたりもしつつしているうちに、一見ふつうの感じの表面だけど、弦を押さえても痛くない指先に育っていく」ということを言われる人が多かったです。
ある程度続けないと、弦を押さえやすい指先は育たない、ということで、「弾けるようになるまで頑張ろう」と思いました。
毎日少しずつ弾いて指先を育てる
指の皮膚がやわらかくて刺激に弱いうちは、こまめに休憩を入れながら練習して、指先を育てます。毎日少しずつ弾くと、自然と指先が育って、いろいろとできることが増えていきます。
指が弱いうちは、長時間続けて弾いたりせず、手が痛くなり始めたら手を休める時間をすぐに取りましょう。
1週間、1か月と経つにつれ、「あれ、以前よりも痛くないような?」となっていきます。
何日も弾かなくなると、日を追うごとにまた皮膚がやわらかくなってしまいます。
細い弦(エクストラライト)に張り替えるのはおすすめ
ギターを購入したときに張られていた弦は意外と太かったので、思いきって一番細いゲージの弦に張り替えました。
弦が細いと張りの強さ(テンション)も下がって、少ない力でも押さえられるようになり、楽になりました。
最初の弦は、ミディアムゲージだと思うのですが、あまりにピカピカしていて交換するのがもったいなかったので、2ヶ月くらいはそのまま使っていましたが、エクストラライトゲージという一番細い弦にしたら、とても押さえやすくなったので、弦を細くして正解でした。もっと早く交換しても良かったかもと思いました。
弦が細くなると、音量が小さくなったり低音弦の響きが軽くなったりしますが、初心者の練習の時期には音量や音の深みよりも、押さえやすいほうを優先して良いと思います。
始めたばかりの頃は指の皮膚がうすいので、細いエクストラライトゲージでも指は多少痛くなります。
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指先が育つと、少ない力で弦を押さえられる
指先の皮膚がかたくなると、押さえやすくなりました。指の皮膚がパリッとしてきて、弦が指の表面にめり込まなくなってくるからだと思います。
以前より痛くなくなって、音質もパリッと出やすくなったような気がします。
理想としては、弦を指で押しこむのではなく、力を入れずに置くイメージです。
ある程度の力を入れて押さえますが、必要以上に力を入れると手が疲れますし、なめらかに動かしにくくなるので、必要最低限の力で押さえるように調整すると良いそうです。
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指が痛くなくなるまでの期間
最初の1週間が、大変だと思います。続けて1ヶ月もすると慣れてくると思いますが、指先のタコのようになった固い皮膚が気になるかもしれません。
個人差はありますが、3ヶ月、4ヶ月と続けていくうちに、タコほどかたくないけれど、弦を押さえてもそれほど痛くない皮膚になっていくと思います。
半年間、ほぼ毎日練習を続けることができれば、ギターを構えた感じも押さえ方も馴染んで、上手になっていることでしょう。
手を傷めないように練習しよう
無理して力いっぱい練習すると手や手首などを傷めてしまうので、あせらず休憩を入れつつ練習していくとギターを長く続けていけると思います。
ある程度弾けるようになってからも、手を傷めないように休憩やストレッチをこまめに入れましょう。
とくに初心者の頃に長期間練習しないでいると、指がやわらかく戻ってしまうので、毎日5分でも10分でもギターに触って練習するのがおすすめです。
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