ショートスケール(630mm)のクラシックギターを弾いてみた感想

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クラシックギター
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クラシックギターの標準的なサイズは、スケールが650mm、ナット幅が52mmが多いです。

今回、スケール630mm、ナット幅50mmのギターを弾いてみて、標準サイズとの差はスケールが2cm、幅が2mmでも、持った感じの大きさに違いを感じました。

クラシックギターを弾きたい手が小さめの人、小柄な人は630mmサイズのギターも試してみたら良いと思いました。

抱えたときの持ちやすさ

少しの大きさの違いなのですが、標準サイズよりも630mmだと少しコンパクトに感じました。

標準サイズをアコースティックギターのような構えで弾いた時、ボディーが大きいと右肩が上の方に上がってしまい、肩が痛くなることがあったのですが、630mmギターではちょうど良い大きさでした。

指が届くかどうか

580mmのミニギターよりも630mmのほうが長いのですが、意外と指が届きました。

580mmで弾けるようになっていれば、630mmでも指が届きやすくなっていると思います。

630mmでしばらく弾いてから、580mmをまた弾いてみると指が届きやすくて楽に感じました。

クラシックギターを練習しようと思っているなら、最初から630mmでも良さそうだと思いました。

580mmなどのミニギターは、気軽にギターを試してみたいとか、置き場所のスペースや持ち運びを考えてコンパクトが良い場合、ミニギターのデザインや音が好き、リーズナブルな価格の楽器で始めたいなどの理由で始めるのに向いていると思いいます。

ミニギターは、家でちょっと弾いたりお出かけ用のギターにもなるので、フルサイズのギターを買ってからでも使い分けできます。

ナット幅

ナット幅が50mmだと、標準サイズとほんの2mm細くなっただけですが、押さえやすく感じました。

アコースティックギターのナット幅43-44mmで練習するよりも、50mmのナット幅で慣れていると、将来的に標準サイズ52mmのクラシックギターも弾きやすくなると思います。

音の違い

630mmのギターでは、音量もしっかり出ます標準サイズとほとんど変わらないと思います。

ミニギターよりも低音が響きやすく、ゆったりとした響きが出ます。

ギターの大きさと使用している木材の特性によっても音質に違いが出ます。

ミニギターも高音がきれいに出たりするので、ミニギターの音が心地良い場合もあると思います。

曲やその時の気分に合わせて使い分けることもできますね。

まとめ

手が小さい、体格が小柄な人、女性でも、630mmのクラシックギターを弾けると思います。

実際に、ギターを持ってみて、しっくりくるサイズ感が良いので、人によって好みが分かれると思いますが、630mmのギターはなかなか良かったです。

ARIAから630mmサイズのクラシックギターがいろいろあって、充実しています。A-50C-63という630mmギターを弾いてみましたが音も良いです。

これまでに、650mm標準スケールのギターで、大きすぎて弾きにくいと諦めてしまったことがある人でも、意外と630mmだと弾きやすくなって続けられるかもしれないと思いました。

630㎜スケールのクラシックギター(表板シダー単板)

630㎜スケールのクラシックギター(表板スプルース単板)

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この記事を書いた人

ギターでいろんな曲を弾けるようになりたくて、これまでほとんど弾けないままでしたが、2023年11月よりギター練習を再開しました。1980年代生まれです。バイオリン経験があります。ギターを弾くのに必要なことや学んだことなどをサイトに載せていきます。

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