ギターを始めてから習得すること

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ギタースタンド

ギターを弾くために習得するべきスキルがあります。

ギターならではの弾き方に慣れるまで、難しく感じますが、少しずつ弾けるようになってくると喜びも大きいと思います。

ギター初心者がこれから覚えるスキル
・チューニング
・ギターのコンディションを保つ
・コード(E、Em、A、Am、D、Dm、C、G、G7)など
・ドレミファソラシドの音階
・TAB譜を読む
・クリアな音を出す
・ストローク、リズム
・セーハのあるコード(F、B、Bm)など

など

チューニング、楽器の扱い

まず最初は、チューニングや楽器の取り扱いに慣れることから始まりますね。

曲が弾けるようになる前の段階ですが、チューニングと楽器の管理はとても大切です。

チューニングが面倒に感じることもあると思いますが、きれいな音で演奏するために欠かせないスキルです。

毎回、練習の前にチューニングを合わせてから弾き始めるようにしましょう。

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コード

Eコード、Aコードなどから覚えていきます。

和音がジャーンと出ると、「おーっ」と嬉しかったです。

このギターからこんな音が出るんだな、ということを知っていく段階ですね。

わりとスムーズに音が出せる人、左手の指で思うように押さえられない人、などそれぞれだと思いますが、ほとんどの人は少しするだけで指先が痛くなると思います。

指が鍛えられるまで、できるだけ毎日少しずつでもギターに触れて練習するのがおすすめです。最初から日にちを空けてしまうと、なかなか指の皮がかたくならず、いつまでも指先が痛くて、指が痛いという印象だけでギターをやめてしまう原因になることがあります。

最初は、上手に弾けることは目指しますが、指を慣らして痛くなりにくくしたり、指が広がるようになるための期間だと思って、ゆったりと始めると良いと思います。

よく使うコードのうち、押さえやすいものから順番に練習していきましょう。

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単音で音階を弾く

ギターの指板のどこを押さえたらどの音が出るか覚えていると、演奏の上達が早まります。

まずは、短音でドレミファソラシドを弾けるようしましょう。

コードを覚えるときにも、短音メロディーを弾くときにも役立ちます。

TAB譜を読む

TAB譜は、ギターで押さえる弦とフレットの位置を示してくれています。ギターの各弦を表す6本線に、押さえるフレット番号が書かれています。開放弦を使い、フレットを押さえずに鳴らす場合には、0で記されています。

TAB譜は、一般的な五線譜に音符がついている楽譜と並行して載せられていることが多いです。

【TAB譜の利点】

TAB譜があると、その音をどの弦の何フレットを押さえたらよいのかがわかりやすいです。

また、五線譜の楽譜を読むのが苦手な人でも、TAB譜があると視覚的に理解しやすく、弾きやすいです。

クリアな音を出す

いい音を出すことは、ずっと追及すると良いテーマではありますが、まずはきちんと音が出るのを目指します。

明らかに、音が「カスッ」とカッティングやミュートしたような打楽器を鳴らしたような音になってしまう場合には、きちんと左指で弦を押さえられていない状態です。

丁寧に、目的の音が出せるように練習します。

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しっかりと押さえないと音がかすれますが、強くし過ぎると手を傷めやすくなるので、ちょうど良い押さえ具合いを習得するのがコツです。

慣れるまでは、左指の先が痛くなります。休憩を入れつつも日にちを空けずにできるだけ毎日ギターに触るようにして、左手を鍛えるのがおすすめです。

続けて練習して指の皮が厚くなってきたら、その先の練習がしやすくなります。

また、右手のピッキングやストロークにもコツがあるので、左手と同時に、右手にも意識を向けて、きれいな音が出る強さや角度などを見つけるようにします。

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ストローク、リズム

コードをジャーンと一気に鳴らすストローク弾きをするとき、リズム感が重要になってきます。

拍を感じて、テンポよくストロークできるように練習します。

リズムだけの練習も効果的だと思います。

セーハのあるコード

ギターを始める人が難しく感じるのが、セーハだと思います。人差し指で、弦を何本も同時に押さえるテクニックです。有名なのが、Fコードです。

6本の弦を全部押さえるなんて、無理に思えるのですが、指の角度や力の入れ方に工夫すること、鳴らしたい弦のみに集中して押さえることで、コツをつかむとできるようになります。

指がまっすぐでなくても、手が小さめでも、押さえ方を工夫することで、ほとんどの人ができるようになると思います。

初めのうちは、普段使わない筋肉を使いますし、慣れない角度に指を伸ばしたりするので、手を傷めやすいので、休憩を十分に入れて、無理せず、少しずつ何日も使って習得するようにします。

一気にできるようになろうと無理しないことが大切です。

いろいろ練習して、手がギターに慣れてくると、自然とできるようになったりしますので、Fコードのみを練習するのではなく、ほかの練習も合わせてしていくとバランスが良いと思います。

Fコードが押さえられるようになると、セーハのあるほかのコードも似ている形なので、早くできるようになります。

まとめ

ギターに慣れるまでには練習が必要ですが、少しずつできるようになっていくと面白くなってきます。

手を傷めないよう気をつけつつ、できるだけ続けて毎日練習すると、指先が痛いこととセーハを早めに乗り越えて、次のステップへ進みやすくなると思います。

また、できるようになるまで時間がかかるものですし、人によって習得スピードが違うので、ほかの人と比べて焦ったりせず、少しずつ進めるようにすると、楽しく習得できると思います。

shiro
この記事を書いた人

ギターでいろんな曲を弾けるようになりたくて、2023年11月よりギター練習を再開しました。1980年代生まれです。バイオリン経験があります。ギターを弾くのに必要なことや学んだことなどをサイトに載せていきます。

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