ギターの保管には、温度は、18~25℃、湿度は、50%前後が適していると言われています。
これは、人間が通常の生活をするのに快適だとされている温度と湿度とほぼ同じです。
ギターには、木材が使用されていて、温度や湿度による影響で、木材が膨張したり収縮するなどの影響を受けます。
適切な温度と湿度の範囲内であることだけでなく、急激な温度や湿度の変化を避けることも大切です。
人間が快適だと感じる環境に置く
温度、18~25℃、湿度は、50%前後というのは、人間にとっても快適な環境です。
人間が長い時間過ごす部屋などに置くと、ギターにとっても環境が良いです。
長期で保管する場合
湿度調整剤などを入れたハードケースに入れておくのが良いとされています。
また、弦を軽く緩めておくと良いです。半音から1音下がったくらいの状態が目安です。
弦を演奏と同じくらい張っていても、緩めすぎても、ネックの反りの原因になることがあります。
放置するよりも、よく弾くほうがコンディションを保ちやすい
ギターをあまり良くない環境で長期間放置すると、弦やフレットが錆びたり、ネックが反ったり、木材にカビが生えたりしやすくなります。
放置すると、ギターの調子が悪くなっていることに気がつきにくく、悪化しやすいです。
毎日弾いていても、弦やフレットが錆びることはありますが、カビが生えたり、ネックが反ったりはしにくいです。
よく弾いて、こまめにお手入れすることで、ギターのコンディションを保ちやすく、長持ちします。
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