メトロノームを使うと短時間で自分の実力を客観的に見れる

ある程度音を取れるようになってきたら、ゆっくりのテンポからメトロノームを使うことができます。

ゆっくりのテンポでも、メトロノームに合わせて弾くと、間違えやすい箇所が出てきます。

テンポを速くすればするほど、間違える箇所が多くなりやすいので、ゆっくりから始めるほうが、途中で止まらずに弾きやすいです。

メトロノームを使わないで弾くと、得意な部分は速めになったり、苦手な部分の前に間が空いたり、そこだけゆっくりになったりしていることに気がつかないことがあります。

メトロノームを使うと、曲の雰囲気を出すためではない、ただ弾きやすいか弾きにくいかで速さが変わっている個所に気がつきます。

メトロノームで一定の速さで弾いてみると、苦手な箇所で止まったり間違えたりして音が取れなくなります。

間違えるところを重点的に練習すると、効率よく弾けるようになります。

ゆっくりテンポ

ゆっくり弾くと、音を丁寧に弾く練習になります。かすれた音になったりするのを防いだり、音が流れるようつなげて弾く練習ができます。

速く弾くと、音を取ることに忙しくなって細かなニュアンスを考える余裕がなくなりがちなので、ゆっくり弾くことで身につく技術もあります。

メトロノームに合わせてゆっくりと間違えずに弾けるようになると、速度を上げて曲を仕上げるスピードが早くなります。

ゆっくりの速度で身に着けられる技術はけっこう多いです。

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少しずつ速度を上げると、意外と速く弾けると感じたりします。

メトロノームを使うと、数字でどのテンポまで弾けるか分かるので、どの速さまで対応できるか自分の状態がわかりやすいです。

前回よりも速い速度でスムーズに弾けるようになっていくと、レベルアップしていることを実感できます。

速いテンポでの練習も必要になってくると思います。速く弾いてみて初めて気がつくこともあります。

ゆっくり弾けるようになったら、楽譜で示されている速度で弾けるように、少しずつ速度を上げながら弾いてみると良いと思います。

弾きやすいゆっくりテンポでの練習だけでは気がつけない部分もありますが、メトロノームを使うと自分が苦手なところがとてもはっきりしていきます。

少し緊張感も出て、集中しやすくなるかもしれません。

集中して弾けると、時間も効率よく使えると思います。

メトロノーム練習は、それほど好きではないのですが、意識して使っていくと、基礎力が身につく感じがします。

とくに、曲の音が取れるようになってから、テンポよく弾けるように仕上げていく段階での役割は大きいと思います。

また、クロマチックなどの音階練習の時にもメトロノームを使うと、リズム感が身につき、右手のコントロールも上手になっていくと思います。

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