ギターの楽譜の中にスラーが出てきたら、ハンマリングやプリングを使うとニュアンスが出ます。
ハンマリング、プリングという技法は、右手では直接弦を弾かないので、音が出るのが想像しにくかったのですが、思ったよりも音が出ました。セーハのほうが難しいです。
コツは、狙いを定めて、勢いよくすること、思い切りの良さだと思います。
いろいろ試して、こんなニュアンスを出したいというイメージに近づけていくことで、上手になると思います。
ハンマリングのかけ方
ハンマリングという語は、ハンマーが語源になっていて、金づち(ハンマー)で叩くようなイメージで、左手の指で弦を叩くように押さえます。
指がハンマーであるかのように、関節でぐにゃっとならないよう。指の形をキープしながら叩くイメージで振り下ろします。
右手で弦を弾かなくても、左手の押さえをハンマリングにするだけで、音が出ます。
普通に右手で弾くよりも弱目の音になり、自然なスラーの表現につながります。
プリングのかけ方
プリングとは、英語のプル(引く)という意味から来ている表現です。ハンマリングとは反対で、弦を押さえている指を離したときに音が出ます。
ギターの練習を始めるまでこの奏法を知らなかったので、指を離したときに音を出すことができることにとても驚きました。
プリングもスラー表現によく使われる奏法です。
ハンマリングとプリングの使い分け
ハンマリングとプリングの使い分け方としては、ハンマリングは音程が高い音へ続くときに弦を指で押さえるときに使い、プリングは音程が低い音に下がっていくときに弦の指を離していくときに使います。
ハンマリングとプリングで出したいニュアンスはどちらも同じで、スラーの表現として音のつながりを滑らかにするために使います。音が上がる(左指を置いてハンマリング)か下がるか(左指を離してプリング)の違いにより使い分けられます。
カルカッシの曲の中でハンマリングとプリングの練習ができる
カルカッシ25のエチュードでもハンマリングやプリングの技術を使う曲がたくさんあります。
先に必要になるのは、プリングです。
No4に出てくるスラーでプリングを使います。同じパターンが何度も出てくるので、良い練習になると思います。
No7、No8でもプリングが出てきます。
No9でたくさんハンマリングを使います。ハンマリングの練習をしたいときにぴったりです。
No10では、和音にしながらのハンマリングとプリングを両方使う練習です。三連符のスラーの部分でハンマリングとプリングが必要になります。
それ以降にも、ハンマリングやプリングが出てくる曲がありますが、No10くらいまでにある程度コツをつかめてくる人が多いと思います。
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音のコントロールが上手になる
ハンマリングとプリングの練習をしていると、ギターの扱い方が上手になっていく感じがします。
弦を押さえる指の力加減を変えて調節する技術が上がると思います。
音の強弱のコンロトロールが上手になって、表現豊かに演奏できるようになると思います。強くはじくだけではない、ギターの音の出し方のニュアンスを楽しめるようになります。
最初は、ハンマリングとプリングができるようになったという喜びがありますが、曲の中で絶妙に使うのはさらに練習が必要です。
まとめ
ハンマリングとプリングは、ギターならではの演奏技法だと思います。
音楽の表現が広るので、ぜひ習得したいですね。

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