ギターを趣味で弾く場合、楽しく弾くのが目的の一つなのですが、早くスキルアップすると、さらに楽しみが広がります。
弾き方が全然わからなくて、指が痛い状態から、曲が弾けるようになって、どう練習すると良いかがわかってくると、本格的な趣味になっていくと思います。
限られた時間の中で、効果的に練習するのに役立ちそうなことをまとめてみました。
練習メニューを決めておく
練習メニューが決まっていると、すぐに始められますし、あとから「あの練習しておけば良かった」と後悔せずにすみます。
また、何となく時間が過ぎたということがなく、時間を上手に使えます。
できなかったことができるようになる工夫をする
できないことをやろうとするのはエネルギーが必要です。新しい曲の楽譜を読んだり、難しいフレーズができるよう指を動かすのは後回しにしたくなることがあります。
弾ける曲をなんとなく弾くだけだと、新しい曲や技術がなかなか身につかないので、意識的に新しいことや苦手なこともに取り組む必要があります。
すでに弾ける曲も、さらに磨きをかけれるように集中して弾くと、自分の得意な曲のレパートリーになります。
新しい曲を弾く時も、音階練習やすでに弾ける曲のときも、きれいに弾くこと、さらにスキルアップできるように意識するだけで、上達スピードが変わります。
自分にはできないと思わず、難しいと思っていることができるように工夫していきましょう。
また、急にできるようにならないものもあるので、現実的に見て、じっくり取り組むことも大切です。
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毎日の練習の始めにすること
【1日の練習の始めにすること】
・チューニングを合わせてから練習する
・正しい姿勢、爪を整え、ストレッチする
・音階練習をする
チューニングを合わせてから練習すると、音程が合った状態で練習できるので、音感が鍛えられますし、響きが良く心地よい音で練習できます。
体のコンディションも整った状態で正しい姿勢で弾き始めると、腰痛や腱鞘炎の予防になります。
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曲を完成させるまでにすること
最初に音階練習をすると、指の動きが良くなって弾きやすくなります。
【曲を完成させるまでにすること】
・譜読みする
・少しの部分ごとに確実に弾けるようにして進める
・苦手な部分を集中的に練習する
・演奏に磨きをかける
・音のつながり、隣の弦にぶつからないようにする、強弱、ビブラートなどの表現をつける
今まで弾いたことがない曲をはじめるとき、まずは楽譜を見て音を確認していきます。どの弦の何フレットをどの指で押さえるか見ていきます。右手のどの指で弦をはじくかも確認します。
自分のギターから、その曲の音が出てくるのは楽しいですが、楽譜の音を探していく過程は面倒に感じることもあります。
慣れた曲を弾きたくなるかもしれませんが、新しいレパートリーを増やすことができるので、新しい曲にも取り組んでいきましょう。
ひと通り弾いていきたくなりますが、全体的にうっすらと練習するよりも、短い部分ずつ集中して弾けるようにしてから進めていく方が身につきやすいです。
また、とくに難しい部分は、そこだけ集中的に練習するようにします。
通して弾けるようになってからも、音のつながりや表現を良くできるように、工夫していきます。
効率の良い時間の取り方
【練習時間の使い方】
・集中力が切れたら休憩する
・短い時間でも毎日する方が効果的
・効率だけでなく量も必要
限られた時間の中でも、集中すると技術が身につきやすくなります。
短い時間でも毎日弾く方が効果が出やすいです。ギターの扱いに慣れてきます。
効率や集中力も大切ですが、たくさん練習することも必要になります。伸び悩んでいると感じるのは、圧倒的な量が足りないからかもしれません。
効率よく練習するのに越したことはありませんが、ギターが楽しくてたくさん弾く人は上達していきます。
すぐに効果が出ないこともありますが、続けていくと「あれ?前より弾けるようになっている?」と思う瞬間があります。
ギターでいろいろな曲を弾けるようになりたいですね。
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